今年もあと僅か。
賀状は書き終えたので昨夜からは楽しい「大掃除遊び」
今年のテーマはCandiesの写真集を探せ!
押入れの奥にあるダンボールを開封する。それはまさに
宝箱なのだが、探している冊子が見つからない。
コンサートのパンフレット(画像)ではなく書店で販売
していた写真集なのだ。
今年の探索はここで打ち切り、来年に楽しみを持ち越します。
本命は発見できなかったけど本日の戦利品たち
こんな風に楽しめているのは、今年は平和な一年だったから
なのだろうなとしみじみ思う。
今年もあと22時間、よいお年をお迎えください。
2010/11/26
60's
先日のLIVEの感動を胸に井上陽水の新譜を買いに某CD店へ行く。
音楽雑誌によると、ブライアン・フェリーの新譜が良いらしく、
一緒に買おうと思った。思えば二人とも「艶やか」という点で似ている。
店内を歩く・・・福山雅治のBEST盤・・・いきものがかりのBEST盤・・・
売れてるみたいだ・・・ちょっと欲しいと思った。
KARAの映像が音とともに流れていた。見たい見たい・・・
意地はって我慢した。長居するとたくさん買ってしまいそうなので
目的の物を早く見つけようと思う。
陽水の新譜「魔力」はすぐに見つかったけれど、フェリーの「OLYMPIA」が
見つからない。ウソでしょ!?
ロキシーミュージックのブライアンフェリーですよ。しかも今回は37年振
りにブライアンイーノや初期のロキシーメンバーも参加して、ゲストには
デヴィット・ギルモア、ナイル・ロジャース、マーカス・ミラー・・・
他たくさんだというのに。
アルバム「OLYMPIA」は棚の隅の方「その他(B)」の中に置かれていた。
この国の音楽事情を憂く。
井上陽水、この人の歌はまさに「魔力だ」妖しく潤い輝く。
恐るべし62歳。
フェリーはサウンドが健在すぎて感動した。煌びやかで甘美。
恐るべし65歳。
60代・・・未来になんだか明かりが見えた^^
音楽雑誌によると、ブライアン・フェリーの新譜が良いらしく、
一緒に買おうと思った。思えば二人とも「艶やか」という点で似ている。
店内を歩く・・・福山雅治のBEST盤・・・いきものがかりのBEST盤・・・
売れてるみたいだ・・・ちょっと欲しいと思った。
KARAの映像が音とともに流れていた。見たい見たい・・・
意地はって我慢した。長居するとたくさん買ってしまいそうなので
目的の物を早く見つけようと思う。
陽水の新譜「魔力」はすぐに見つかったけれど、フェリーの「OLYMPIA」が
見つからない。ウソでしょ!?
ロキシーミュージックのブライアンフェリーですよ。しかも今回は37年振
りにブライアンイーノや初期のロキシーメンバーも参加して、ゲストには
デヴィット・ギルモア、ナイル・ロジャース、マーカス・ミラー・・・
他たくさんだというのに。
アルバム「OLYMPIA」は棚の隅の方「その他(B)」の中に置かれていた。
この国の音楽事情を憂く。
井上陽水、この人の歌はまさに「魔力だ」妖しく潤い輝く。
恐るべし62歳。
フェリーはサウンドが健在すぎて感動した。煌びやかで甘美。
恐るべし65歳。
60代・・・未来になんだか明かりが見えた^^
2010/11/25
いっそ やさしい セレナーデ
2010/11/03
2010/11/01
10月の備忘録
10/2、茨城県の土浦へ花火大会を見に行く。土浦の花火は
日本の3大花火大会の一つに数えられる知る人ぞ知るイベントだ。
少し肌寒い河原で視界一杯に広がる花火。
数分間に及ぶ花火師の共同打上げではその迫力と美しさで涙腺が
破られる。同じように目に手をあてる人たちが回りにもたくさん。
10/8、アイルトン・セナのドキュメント映画を見る。今年はセナ生誕50
年だとか。そして本当に早いものでセナが他界してから16年が経った。
映画は・・・あの事故の哀しみをもう一度思い出させてくれる内容で
そういう意味ではよくできていたと思う。けれど見終わった後に心の
行き場が無く、本当に切なかった。できれば「だから・・・」の部分が
欲しかった。セナが他界したその意味は何?と、どうしても僕は
問うてしまう。
10/11、連休最後。久しぶりに自転車で100km程走った。
帰路の途中1台に豪快に追い抜かれる。必死でくらいつくも、そこで
無理がたたり残り20kmはバテバテ。マイペースとは難しいものだ。
今年一番の後悔は、スタッフ・ベンダ・ビリリのライブに行けなかった事。
TVの情報番組でちらちらと紹介されてはいたものの、山口洋(HEATWAVE)の
ブログで大絶賛されており、そこまで言うのなら見に行こうと思った時には
すでに売り切れ状態。無いと言われれば余計に燃えてしまう我が煩悩。
当日券があるらしい長野県松本市まで行こうか悩んだが行動には起こせなかった。
10/23、公開中のベンダ・ビリリのドキュメント映画を吉祥寺で見る。
映画を見て、ライブに行けなかった悔しさが再燃した。
スタッフ・ベンダ・ビリリはアフリカのコンゴ民主共和国のバンド。
メンバーは下半身不随で車イスでの生活をするストリート・ミュージシャンだ。
その音楽は強い。がなりたてるシャウトではなく、威張った余裕でもなく
お金をかけた豪華なサウンドでもない。「音楽が強い」という語彙が僕に増えた。
圧倒的なリズムに乗る歓喜の声。そして心に切り入ってくるような
手作りの一弦楽器。車イスから飛び降りて跳ねまわる無垢なダンスに
涙が止まらない。
http://bendabilili.jp/bendabilili.html
9月のHEATWAVEのライブから何かが連鎖している。ベンダ・ビリリに
ここまで反応したのはバンドのフロントマン山口洋のブログのお陰だ。
そして彼がランニングで月に300km走っている事を知り、僕も走り出したが
月中に足首が腫れて今月は60kmで断念。
同じくキーボード奏者、細海魚。ライブで見た激しいアコーディオン演奏に
感激。ライブのバックで映し出されていた美しい映像(mood.films)は
細海さんの音とすごくシンクロしていて、今いる空間を高めてくれるようだ。
「細海魚」をググっているうちに、ブライアン・イーノの新譜が出ることを知る。
10/20頃、注文したイーノの新譜と細海魚のCDが届く。
二人に望むのは、聞こえない音を鳴らして欲しいという事。印象派の絵画が
見えないものを描いてくれたように・・・。
月末は大阪に出張。帰りは京都に寄り道。阪急電車~嵐山~龍安寺へ。
10月は誕生日月だっだせいか、なんだか沢山の事を思った。
花火や映画ではよく泣いた。音楽雑誌にコメントしたレコード評が掲載されて
照れ臭かった。月中は父が入院して忙しかったなぁ・・・などなど思いながら
龍安寺の石庭と対話。
答えはそこには何も無いのだけれど、帰ろうとしては、後ろ髪を引かれ
また観賞。もういいか、と思ってもまた振り返って観賞。
毎回、もう少し見ていたい気持ちのままそこを離れる。
すると胸がちょっとキュンとする。それが僕の龍安寺だ。
今月は、どんな月になるのか・・・楽しみだ。
日本の3大花火大会の一つに数えられる知る人ぞ知るイベントだ。
少し肌寒い河原で視界一杯に広がる花火。
数分間に及ぶ花火師の共同打上げではその迫力と美しさで涙腺が
破られる。同じように目に手をあてる人たちが回りにもたくさん。
10/8、アイルトン・セナのドキュメント映画を見る。今年はセナ生誕50
年だとか。そして本当に早いものでセナが他界してから16年が経った。
映画は・・・あの事故の哀しみをもう一度思い出させてくれる内容で
そういう意味ではよくできていたと思う。けれど見終わった後に心の
行き場が無く、本当に切なかった。できれば「だから・・・」の部分が
欲しかった。セナが他界したその意味は何?と、どうしても僕は
問うてしまう。
10/11、連休最後。久しぶりに自転車で100km程走った。
帰路の途中1台に豪快に追い抜かれる。必死でくらいつくも、そこで
無理がたたり残り20kmはバテバテ。マイペースとは難しいものだ。
今年一番の後悔は、スタッフ・ベンダ・ビリリのライブに行けなかった事。
TVの情報番組でちらちらと紹介されてはいたものの、山口洋(HEATWAVE)の
ブログで大絶賛されており、そこまで言うのなら見に行こうと思った時には
すでに売り切れ状態。無いと言われれば余計に燃えてしまう我が煩悩。
当日券があるらしい長野県松本市まで行こうか悩んだが行動には起こせなかった。
10/23、公開中のベンダ・ビリリのドキュメント映画を吉祥寺で見る。
映画を見て、ライブに行けなかった悔しさが再燃した。
スタッフ・ベンダ・ビリリはアフリカのコンゴ民主共和国のバンド。
メンバーは下半身不随で車イスでの生活をするストリート・ミュージシャンだ。
その音楽は強い。がなりたてるシャウトではなく、威張った余裕でもなく
お金をかけた豪華なサウンドでもない。「音楽が強い」という語彙が僕に増えた。
圧倒的なリズムに乗る歓喜の声。そして心に切り入ってくるような
手作りの一弦楽器。車イスから飛び降りて跳ねまわる無垢なダンスに
涙が止まらない。
http://bendabilili.jp/bendabilili.html
9月のHEATWAVEのライブから何かが連鎖している。ベンダ・ビリリに
ここまで反応したのはバンドのフロントマン山口洋のブログのお陰だ。
そして彼がランニングで月に300km走っている事を知り、僕も走り出したが
月中に足首が腫れて今月は60kmで断念。
同じくキーボード奏者、細海魚。ライブで見た激しいアコーディオン演奏に
感激。ライブのバックで映し出されていた美しい映像(mood.films)は
細海さんの音とすごくシンクロしていて、今いる空間を高めてくれるようだ。
「細海魚」をググっているうちに、ブライアン・イーノの新譜が出ることを知る。
10/20頃、注文したイーノの新譜と細海魚のCDが届く。
二人に望むのは、聞こえない音を鳴らして欲しいという事。印象派の絵画が
見えないものを描いてくれたように・・・。
月末は大阪に出張。帰りは京都に寄り道。阪急電車~嵐山~龍安寺へ。
10月は誕生日月だっだせいか、なんだか沢山の事を思った。
花火や映画ではよく泣いた。音楽雑誌にコメントしたレコード評が掲載されて
照れ臭かった。月中は父が入院して忙しかったなぁ・・・などなど思いながら
龍安寺の石庭と対話。
答えはそこには何も無いのだけれど、帰ろうとしては、後ろ髪を引かれ
また観賞。もういいか、と思ってもまた振り返って観賞。
毎回、もう少し見ていたい気持ちのままそこを離れる。
すると胸がちょっとキュンとする。それが僕の龍安寺だ。
今月は、どんな月になるのか・・・楽しみだ。
2010/10/11
2010/09/28
HEATWAVE TOUR 2010 “光”
2010/08/26
2010/08/17
お盆はミナミへ
お盆は大阪出張。
なんば(ミナミ)の夜は熱く美味しく・・・
眺めの良いホテルは、世間が休みなのに
働いている自分へのプレゼント。
なんばの地下街に印象派の絵画(複製)が飾られており
その中の一枚に足が止まりました。
「パリ、雨の日」(Rue de Paris, temps de pluie)1877年
作者ギュスターヴ・カイユボット Gustave Caillebotte
(1848-1894)はパリの裕福な家庭に生まれ
印象派の絵画を購入し画家達を経済的に支えながら
自らも作品を残した人。
この絵に不思議な感覚を覚えたのは、
とても現代的で映画のような構図にも関わらず
広い道に自動車が無い不自然さ
(もちろんまだ自動車の無い時代)。
カイユボットの洗練された感性は、印象派の時代よりずっと先の
今に近く、風景が追いつかなかったのですね^^
2010/08/10
なるほど立秋
こんなに暑いのに「立秋」ってどうなん?と思うのですが
先日、ちょっと出かけた郊外の田んぼを見て「おっ!」と
稲穂が実り始めているんですね。
実りの秋へ通じるサインがこんなところに。
この時期、お祭りが多いのは
秋の収穫へ向けた祈りなのかもしれないなと
思いました。
お祭りは大好きです、
それは歓喜の力に溢れているところ。
このLIVE・DVDもそんな歓喜のパワーで一杯です。
60歳のスプリングスティーン
見るまではちょっと心配で過剰に期待してはいけないと
自制しながらの鑑賞のつもりが
嬉しくて涙が止まりません・・・
ボスはより太い幹となり、
本当に大切なことを
只ただ、真っ直ぐに教えてくれました。
まだまだ夏本番
残暑お見舞い申し上げます。
2010/07/27
2010/06/08
DEAR FRIENDS
2010/05/31
5月の記憶
5月も今日で終わり。
気持ち良い日の多かった今月の備忘録。
ランニングマシンでたっぷり汗をかき
それが気持ちよくて走りすぎて股関節を痛めた(><)
SKINSをパジャマ代わりに
バンテリンを塗ったり貼ったりして寝る夜。
三社祭は快晴、神輿とスカイツリーを同じアングルに
入れようと、神輿の後ろを練り歩く。
映画「書道ガールズ」を観た。
吹き替え(代役)なしでの、あの大筆の運筆は見事
感動して涙^^
書道にもLIVEというスタイルはありだと思う。
神戸に社員旅行(自転車ではありません)。
天気に恵まれ山の緑がとても美しかった。
神戸は海の街だと思っていたけれど、山の街でも
あるのですね。
Perfumeの東京ドーム公演が11/3決定とのアナウンスがあった・・・。
気持ち良い日の多かった今月の備忘録。
ランニングマシンでたっぷり汗をかき
それが気持ちよくて走りすぎて股関節を痛めた(><)
SKINSをパジャマ代わりに
バンテリンを塗ったり貼ったりして寝る夜。
三社祭は快晴、神輿とスカイツリーを同じアングルに
入れようと、神輿の後ろを練り歩く。
映画「書道ガールズ」を観た。
吹き替え(代役)なしでの、あの大筆の運筆は見事
感動して涙^^
書道にもLIVEというスタイルはありだと思う。
神戸に社員旅行(自転車ではありません)。
天気に恵まれ山の緑がとても美しかった。
神戸は海の街だと思っていたけれど、山の街でも
あるのですね。
Perfumeの東京ドーム公演が11/3決定とのアナウンスがあった・・・。
2010/05/04
6号線を北に
晴天続きのゴールデンウイーク
5/1、仙台目指して出発(AM2:30)
国道6号線を北上する。
筑波山を横目に土浦を通過
道のりはまだ長し。
いわき市(200km)で昼食
ほぼ順調に、ここまで10時間
残り150km。
海岸近くになると穏やかな春の海が美しい。
いわき市から北へ向かう道は
道幅の広いバイパス道
大型トラックと闘いながら
小高い山(丘)の登り下り道をひたすら走る。
ペースが鈍ってきた、体がノッてこない。
コンビニで衝動買いしたグレープフルーツを
丸かじり(美味しかった)
道端で女性に「頑張って下さい」
と突然声をかけられた(うれしかった)
そんな2つの出来事で元気になる。
日が落ちてきた頃
後輪がパンクした。
チューブの交換に失敗して新品のチューブを
ダメにしてしまった。
パンクしたチューブはどこをどう見ても
穴が見つからない。
周囲は真っ暗・・・
ココロが折れそうに。
スローパンク状態でだましだまし走り
10分ごとに空気を入れ1時間走る。
20:00 相馬市着
残り50km
さらに走り続けたところで完全にパンク
悔いはありません。
ゆっくり相馬市に引き返し
駅前のホテルに宿泊。
熱いシャワーが本当に有難かった。
翌朝、仙台までは電車で移動。
仙台市内の自転車店でタイヤとチューブを交換
店長さんお勧めの牛タンやさんで
極楽な昼食にありつく(牛タン1.5人前、ご飯おかわり)。
杜の都・仙台
街路樹の新緑、桜の残る青葉城跡は
本当に美しい。
夕方新幹線で帰路へ。
東京駅から自転車を組み立てて家路へと向かう。
都会の道路も良いな・・・と
前夜、同じ時刻にパンクを抱えながら
暗い国道を走っていた事が
遠い記憶のように思えて不思議だった。
記憶は夢のようでも
太ももとお尻の筋肉の張りは
リアルだ。
5/1、仙台目指して出発(AM2:30)
国道6号線を北上する。
筑波山を横目に土浦を通過
道のりはまだ長し。
いわき市(200km)で昼食
ほぼ順調に、ここまで10時間
残り150km。
海岸近くになると穏やかな春の海が美しい。
いわき市から北へ向かう道は
道幅の広いバイパス道
大型トラックと闘いながら
小高い山(丘)の登り下り道をひたすら走る。
ペースが鈍ってきた、体がノッてこない。
コンビニで衝動買いしたグレープフルーツを
丸かじり(美味しかった)
道端で女性に「頑張って下さい」
と突然声をかけられた(うれしかった)
そんな2つの出来事で元気になる。
日が落ちてきた頃
後輪がパンクした。
チューブの交換に失敗して新品のチューブを
ダメにしてしまった。
パンクしたチューブはどこをどう見ても
穴が見つからない。
周囲は真っ暗・・・
ココロが折れそうに。
スローパンク状態でだましだまし走り
10分ごとに空気を入れ1時間走る。
20:00 相馬市着
残り50km
さらに走り続けたところで完全にパンク
悔いはありません。
ゆっくり相馬市に引き返し
駅前のホテルに宿泊。
熱いシャワーが本当に有難かった。
翌朝、仙台までは電車で移動。
仙台市内の自転車店でタイヤとチューブを交換
店長さんお勧めの牛タンやさんで
極楽な昼食にありつく(牛タン1.5人前、ご飯おかわり)。
杜の都・仙台
街路樹の新緑、桜の残る青葉城跡は
本当に美しい。
夕方新幹線で帰路へ。
東京駅から自転車を組み立てて家路へと向かう。
都会の道路も良いな・・・と
前夜、同じ時刻にパンクを抱えながら
暗い国道を走っていた事が
遠い記憶のように思えて不思議だった。
記憶は夢のようでも
太ももとお尻の筋肉の張りは
リアルだ。
2010/04/16
2010/04/05
桜と大樹(たいぼく)
2010/03/26
つくばりんりんロードを走る
お彼岸の連休に筑波鉄道の線路跡に作られた
「つくばりんりんロード」を走りました。
(筑波鉄道は1918-1987年の間、土浦~岩瀬間を
走っていた全長40km鉄道です)
信号のないまっすぐな道
当時の駅のホームはそのままに
土浦市から出発し筑波山麓を半周する道のりは
今まで自転車で走っていた道路とは少し違う
不思議な「時」に出会えた道でした。
映画「Stand by me」ではないけれど、
線路を歩くと言うのは
子供の頃どきどきしながら歩いた
懐かしい冒険心を思い出し、
風化し始めたホームや沿線の風景は、
夢で何度か見ていたような
現実にはない懐かしく不思議な世界のよう。
春のこの時期は、
役目を終えた線路の傍らに咲く
スミレや菜の花が本当に美しい。
見えはしなかったけど
多分天使もいます。
深夜になれば
ここは銀河鉄道の発着駅にも
なっているはずです^^
音で言えばこんな風・・・
(青い夏/山本潤子・伊勢正三)
2010/03/17
SOLDIER OF LOVE and AVALON
2010/03/01
15の春
今日から3月
卒業や進学、そんな新しい一歩を踏み出す時期
ヘルマン・ヘッセの小説”ガラス玉演戯”に
綴られた「階段」という詩が大好きです。
***
「階段」
ヘッセ/高橋健二(訳)
花がみなしぼむように、
青春が老いに屈するように、
一生の各階段も知恵も徳もみな、その時々に
花を開くのであって、永続は許されない。
生の呼び声を聞くごとに、心は、
勇敢に、悲しまずに、
新しい別な束縛にはいるように、
別れと再開の覚悟をしなければならない。
およそ事の初めには不思議な力が宿っている。
それがわれわれを守り、生きるよすがとなる。
われわれは空間をつぎつぎと朗らかに渉破せねばならない。
どの場所にも、故郷に対するような執着を持ってはならない。
宇宙の精神はわれわれをとらえようとも狭めようともせず、
われわれを一段一段高め広めようとする。
ある生活圏に根をおろし、
居心地よく住みついてしまうと、弾力を失いやすい。
発足と旅の覚悟のできているものだけが、
習慣のまひ作用から脱却できるだろう。
臨終のときも、なおわれわれを新たな空間へ向け
若々しく送ることがあるかもしれない。
われわれに呼びかける生の呼び声は、決して終わることはないだろう。
では、よし、心よ、別れを告げ、すこやかになれ!
***
あらためて読んでみて思う事は
毎日が階段なのだ、という事。
今日と違う明日を
恐れてはいけない事。
東京の公立高校は
今日が合格発表日。
15歳の春を目にして
事の初めに宿る不思議な力に
たくさんの元気をもらいました。
2010/02/12
2010/01/20
In This Neighbourhood / WORKSHY
2010/01/02
謹賀新年
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