2011/11/30

秋、最終日


11月も終わり。なんとなく昔から11月は鬼門のような月で
何かが起きたりする事が多い。
そんな月も終わりだ。

10月から右肩が痛くて姿勢によってはかなり辛い(五十肩?)。
自転車を乗る時にも同様で、この秋はロードバイクに乗れず仕舞いだった。

少しずつ良くなってきた今月の後半から、ジムには本復活
頑張りすぎて脇腹を痛めた・・・。
友人とも良く話すのは「痛めると治りが遅いよね・・・(年取ると)」

先月リストアップしたCDの中で一番良く聞いたのが
高橋ユキヒロさんと鈴木慶一さんのユニット
The BEATNIKSのアルバム「LAST TRAIN TO EXITOWN」。

歴史的名盤ではないかも知れないけれど心に深く染みた。
どこか懐かしい音、耳にすっと入ってくる言葉に
はっとする瞬間は、まさに音楽(POP'S)三昧。
それから、この音楽は・・・そうではないかも知れないけれど
僕には、加藤和彦さんへのオマージュのようにも聞こえてしまう。

LAST TRAIN TO EXITOWN
(出口行き最終列車)

その電車、乗らなくても良いの?

2011/11/25

夜明けのスキャットが鳴り止まない


由紀さおりとアメリカのジャズ・オーケストラ
ピンク・マルティーニによるアルバム「1969」を
買いました。

あらためて「夜明けのスキャット」って
凄いいい曲だなと実感。
1969年当時の原曲も聞きたくなり
iTunes storeからダウンロードして購入。
ルルル・・・が鳴り止みません。

アルバム一曲目、ラテン調の「ブルーライト横浜」を聞いて
キューバの歌手オマーラ・ポルトゥオンド(Omara Portuondo)
を思い浮かべました。彼女は80代で今なお現役
世界有数の歌姫として活躍しています。
由紀さんにも、そんな風に活躍してもらいたいですね。

2011/09/19

笑って担ぐ

土日は地元の祭りで神輿を担ぎました。
子供の頃に担いで以来なのでほぼ40年ぶり。
というか、完全な初心者ですね。

たっぷり飲みました。
素敵な方と沢山出会いました。
祭りの準備に骨を折ってきた(元)会長の
口癖は「めんどくせぃ」
いえいえ、面倒な事を随分やっつけて
今日に至っているのではないですか。

一日しか経っていないのに、あの高まりが
何だか恋しい。
そして多分、江戸前ではこの言葉は禁句なようです。
「肩が、い●●」

2011/08/31

夏が終わり

8月も終わり、海に行かず、旅行にも行かず
ぼ~っとしてる間に終わってしまった2011の夏。
ささやかな振り返り


絶品のスープカリー屋さんを見つけました。


近所で大人の夕食屋さんを見つけました。


日頃、足に使っている自転車(Gマル君)のハンドルを
緑色にしてみました。










ひと月遅れの隅田川花火。ちょっとホロ切なく。


8月最後の日曜日は江戸川をサイクリング。
夏の終わり秋の気配、そんな空、そんな草むら。



穏やかな夏の日々でした、ありがとう^^

2011/08/04

映画の余韻

梅雨に戻ったような夏の日々、今年ももう8月に。
先月は得るより無くしてしまうような事が多かった。
そんな中で見た映画「Biutiful」
僕はこの映画の中に「光」は見えませんでした。
見終えた後に残ったものは「希望のない切なさ」だけ。
だから本当に辛かった。

現代のバルセロナを舞台に、余命2ヶ月と診断された男は
散らかった人生に納得の行く幕引きができないまま息絶える。
そんなストーリーの余韻がいつまでも消えなかった。

対応策(?)として、翌週レンタルDVDで「GANTZ」を観た。
死んだはずの人間が不思議な世界で生き返ったりする物語
(ちょっと内容説明を端折りすぎですが・・・)。
その翌週は「アウトレージ」(北野武監督)を観た。
これはそんなことで人は殺されてしまう・・・という映画。
少し「Biutiful」の辛さが中和された。
死があるから生がある。どういう状況であれ
「生」は「生」なのだ。

一昨日、コンゴトロニクスのライヴに行き、歓喜の中で踊った。
アフリカ音楽のパワーに身を委ね、その豊かさに甘えてみた。
この幸福な「生」のひと時を噛みしめてみる。



音楽の喜びを(その喜びの本質を)僕に教えてくれたのは
先月亡くなられた音楽評論家の中村とうようさんだった。
とうようさんは全てやりきった人生だったのだと思う。
「生」の終わりは、祝福の中で見送られない事も
受け入れなくては行けない現実。
ありがとうございました、とうようさん。

そして僕は、もう一度「Biutiful」を見てもいいぞと
思えるようになった。


「Biutiful」
2010年スペイン・メキシコ合作映画
配給:ファントム・フィルム
http://biutiful.jp/index.html

2011/07/10

早い梅雨明け、青い夜


例年より早く梅雨が明け
いきなり真夏

日が長いので、夕方の時間感覚が少し変だ
あれ、月の夜空が青い
綺麗だ
こんな事もあるんだなと考えていたら
この時期、日が長いだけの話 
PM 7:30

青い夜を見ながら
頭に鳴るプロコム・ハルムの曲
青い夜?
長い夜?
あれ・・・・?
「青い影(A Whiter Shade of Pale)」か
この画像は
青い夜の黒い影

早い真夏の到来について行けず
なんとくズレ気味な自分

時(期)差ボケ?
でしょうかね。

2011/06/22

快晴の夏至は真夏


快晴の夏至
昼間の長さを堪能することもなく
「あついあつい」と愚痴をこぼす。
せっかくなので、真上にある太陽の反対側にある
短い影を撮影。
2011年6月22日中野区12:30です。

夏至の夜は
キャンドルライト
扇風機の風で
揺れるては消える炎なり
(ちょっと短歌調)

2011/06/19

追悼、BIG MAN


僕にとってRock'n Roll の形とは
このジャケット、そのものなのだ。
ここに音がなくとも
幸福なロックミュージックがそこにはある。

次の瞬間、この二人はステージの両隅まで
一気に走り抜けて行くだろう。
C・クレモンスのサックスが鳴り止んだ後
B・スプリングスティーンのギターは歓喜の
音を奏でるのだろう

この笑顔の中にロックンロールの全てがある。
この笑顔こそが人生の意味なのだとさえ思う。

BIG MAN ことクラレンス・クレモンス
ありがとう、安らかに・・・という言葉は
似合わないかな、
永遠に朗らかに高らかに。

2011/06/05

6月のマラソン


今日はフルマラソンデビュー。
地元の荒川がコースになった
「六無月東京喜多(北)マラソン2011」に参加しました。
練習不足だとは十分承知していたのですが
やはり42.195kmは長かった・・・。
何とか完走できて、ゴールした後は
ただただ放心状態。
自分の中に何も残っていない、というのは
言い表しがたい快感かも。
5時間かかりました、足りないものが分かりました。
また、頑張ります。

2011/04/23

2011春の記録



いつもの年と同じように春になり桜が咲き、GWが近づく。
この震災で「気づいた」人は多いはずだ
いのち、暮らし、自然、と向き合うという事。
そしてこの変化を進化へと変えていく力は何なのだろうかと。



先月25、26日は仕事で沖縄に。
目の前に広がる海が少し怖かった。
港の町では義捐金の協力が町内放送で流れる。
昼食に入った沖縄そば屋はドリンクバーが無料だった。
オープンして1週間の居酒屋で夕飯、どこも笑顔が暖かい。

27日、羽田から渋谷へ直行。
Soul Flower UnionのLIVEに参加。
このタイミングで彼らを見る何という偶然。
「満月の夕」で自分が泣く事はわかっていたけれど
笑おうと思って抵抗するがダメ。
周りを見渡すと、皆同じだ。
この曲はHEATWAVE/山口洋とSoul Flower Union/中川敬の合作。





3月は毎年健康診断。
「血圧が高い」と指摘され、医者に行きなさいと言われ続け3年。
「運動で治しますから」と頑なに拒否してけれど、今年は本気で
怒られた。頭ごなしに言われたので大人げなく口答えしてみるが、
看護婦さんに止められる。短気さを反省しつつ、医者の門をたたく
事に。

診察によると、標準的な高血圧だそうだ。先生の一言に感銘を受ける
「運動は一生懸命やらないでください。ちんたらやってください」。
つまりは脈拍上げない有酸素運動をしろという事。

ここ数年、血圧を下げようと一生懸命運動した。多少辛くても
もっと頑張れるようになりたいと思って、顔真っ赤にして走った。
が、それは健康への道と真逆だったと言う事ですね、先生。

僕の運動観は変った。
これから「頑張らないように頑張り続けるのだ」
それは震災後の今、何かのヒントになりつつある。
悲しみすぎない穏やかなスローバラードのように
ゆっくりとアン・ドゥ・トロワ




上野公園の桜は花というより、豊かに実った果実のようだ。
そして桜を眺めている人の表情には穏やな微笑みが浮かんでいる。
風に舞う花びらに包まれる・・・天国かと思う。
桜前線は東北から北海道へ移動中。
スーちゃん(田中好子さん)笑顔をありがとう。

2011/03/15

どっこい#2

生活物資が足りないようだ。
東京の僕は大丈夫。
買いだめなんかしない
本当に必要な人たちに行き渡りますように。

2011/03/13

どっこい!

電力が足りないようだ
僕の体力は大丈夫。

「Hold on」を
グーグルで翻訳したら
「どっこい」だった。
「しっかり」という答えだと思ったのに。

どっこい・・・
何だかいいかも。
みんな、どっこい!

2011/03/10

3月、30年。 春のち冬のち夏

高校を卒業してちょうど30年
先日、ホームカミングなる母校の企画に参加した。

同窓会はこれまで何度か参加してきたけれど
懐かしいキャンパス、校舎・・・空気に包まれての再会は
インパクトが大きい。今はいつで、自分は何する人なのか
見失いそうになる。



30年という年月で変ったものと、変らぬものが目に入るけれど
だんだんと変わらぬものばかりが心に入ってくる。
君が笑顔でここに来れたのならそれで良し、
十分ありがたい。

佐野元春のデビュー曲「アンジェリーナ」が
30年と少しを経て20歳の青年にカバーされている。
佐藤奈々子さんの息子さんJan君だ。
息を呑んで聞き入ってしまう。
原曲と奥の方にあるものが同じなのだと思う。
曲も映像も美しい
レオス・カラックスが撮るショートフィルムのよう。



週末は南房総・館山へ出かけ
春満喫のサイクリングイベントに参加。
菜の花は綺麗でした。
日射しは美しく、海は輝いていました。
ただ・・・もの凄い風。向かい風の海辺では
前に進まないし、あおられて転びそうになったりで
本当に辛かったけれど、それが一番の思い出。




一夜明け月曜は大雪。
今週末は仕事で沖縄。
振り幅が大きいのは嫌いではありません。

2011/02/22

CAMP PANGEA / Soul Flower Union



ロックミュージックに限らず、幅広く音楽を聴ける
ようになったきかっけは、80年代にナイジェリアの
キング・サニー・アデを耳にしてからでした。
反復するリズムが心地よいと思えた時からレゲエや
アフリカ音楽、カリブ海の音楽、近東の音、沖縄音楽
などジャンルを選ばずに楽しめるようになったかなと。

心惹かれる音楽はどれも心・魂・命が共鳴して躍動する
ようなそんな音。もちろんロックミュージックにも
そういう曲は多くありますが、ヒットチャートからは
昨今うまく見つけることはできません。
そしてどちらかと言うと日本からは遠い所に多くある
ように感じていたのですが、こんなに近くに実はあった
のでした。

ソウル・フラワー・ユニオンのアルバム「キャンプ・パンゲア 」
今欲しい音(事)が全部ここにあるのです^^

2011/02/14

SPEECHLESS


出勤前の朝 、「今日は走るの無理だ」と思ったけれど、
昼ごろには走りたくなってくる。思う事は2つ

・朝、弱いな、オレ
・昼、燃え尽きていないな、自分

このところ「SPEECHLESS (山口洋/細海魚)」ばかり聴いている。
本当に素晴らしいアルバムだ、出会えた事に感謝。

取れかけたコートのボタンを今夜付け直そうと思った。
もう一度、しっかりさせよう、僕。

雪が積もってきた
Tokyo 2011年 White Valentine's day



「山口洋 / 細海魚 "SPEECHLESS"」から「Starlight」

2011/01/02

賀正・卯年


あけましておめでとうございます。
今年聴く「初音楽」をあれこれ悩みつつ、手にしたCDは
John Legend 2008年のアルバム「EVOLVER」

一曲目「GOOD MORNING」、二曲目「GREEN LIGHT」・・・
新年の朝にとても良い感じで、ついでに今年の抱負も
「EVOLVER(進化)」と年相応でないものにしてみました。

昨年、自転車でもっと遠くにどんな所にでも行けるように
持久力を高める為に始めたランニング。ふと気づくと走っ
ている時間の方が長くなってしまい、あれ(何か逆かも)
という勢いのまま今年はたくさんRUNNINGしてみようと思
います。

手始めに今日、自身初めて20kmを完走。1時間50分という
ゆっくりしたタイムでしたが、これが今の僕の出発点。ここを
起点にEVOLVERに励みます^^