2011/11/30
秋、最終日
11月も終わり。なんとなく昔から11月は鬼門のような月で
何かが起きたりする事が多い。
そんな月も終わりだ。
10月から右肩が痛くて姿勢によってはかなり辛い(五十肩?)。
自転車を乗る時にも同様で、この秋はロードバイクに乗れず仕舞いだった。
少しずつ良くなってきた今月の後半から、ジムには本復活
頑張りすぎて脇腹を痛めた・・・。
友人とも良く話すのは「痛めると治りが遅いよね・・・(年取ると)」
先月リストアップしたCDの中で一番良く聞いたのが
高橋ユキヒロさんと鈴木慶一さんのユニット
The BEATNIKSのアルバム「LAST TRAIN TO EXITOWN」。
歴史的名盤ではないかも知れないけれど心に深く染みた。
どこか懐かしい音、耳にすっと入ってくる言葉に
はっとする瞬間は、まさに音楽(POP'S)三昧。
それから、この音楽は・・・そうではないかも知れないけれど
僕には、加藤和彦さんへのオマージュのようにも聞こえてしまう。
LAST TRAIN TO EXITOWN
(出口行き最終列車)
その電車、乗らなくても良いの?
2011/11/25
夜明けのスキャットが鳴り止まない
2011/09/19
2011/08/31
2011/08/04
映画の余韻
梅雨に戻ったような夏の日々、今年ももう8月に。
先月は得るより無くしてしまうような事が多かった。
そんな中で見た映画「Biutiful」
僕はこの映画の中に「光」は見えませんでした。
見終えた後に残ったものは「希望のない切なさ」だけ。
だから本当に辛かった。
現代のバルセロナを舞台に、余命2ヶ月と診断された男は
散らかった人生に納得の行く幕引きができないまま息絶える。
そんなストーリーの余韻がいつまでも消えなかった。
対応策(?)として、翌週レンタルDVDで「GANTZ」を観た。
死んだはずの人間が不思議な世界で生き返ったりする物語
(ちょっと内容説明を端折りすぎですが・・・)。
その翌週は「アウトレージ」(北野武監督)を観た。
これはそんなことで人は殺されてしまう・・・という映画。
少し「Biutiful」の辛さが中和された。
死があるから生がある。どういう状況であれ
「生」は「生」なのだ。
一昨日、コンゴトロニクスのライヴに行き、歓喜の中で踊った。
アフリカ音楽のパワーに身を委ね、その豊かさに甘えてみた。
この幸福な「生」のひと時を噛みしめてみる。
音楽の喜びを(その喜びの本質を)僕に教えてくれたのは
先月亡くなられた音楽評論家の中村とうようさんだった。
とうようさんは全てやりきった人生だったのだと思う。
「生」の終わりは、祝福の中で見送られない事も
受け入れなくては行けない現実。
ありがとうございました、とうようさん。
そして僕は、もう一度「Biutiful」を見てもいいぞと
思えるようになった。
「Biutiful」
2010年スペイン・メキシコ合作映画
配給:ファントム・フィルム
http://biutiful.jp/index.html
先月は得るより無くしてしまうような事が多かった。
そんな中で見た映画「Biutiful」
僕はこの映画の中に「光」は見えませんでした。
見終えた後に残ったものは「希望のない切なさ」だけ。
だから本当に辛かった。
現代のバルセロナを舞台に、余命2ヶ月と診断された男は
散らかった人生に納得の行く幕引きができないまま息絶える。
そんなストーリーの余韻がいつまでも消えなかった。
対応策(?)として、翌週レンタルDVDで「GANTZ」を観た。
死んだはずの人間が不思議な世界で生き返ったりする物語
(ちょっと内容説明を端折りすぎですが・・・)。
その翌週は「アウトレージ」(北野武監督)を観た。
これはそんなことで人は殺されてしまう・・・という映画。
少し「Biutiful」の辛さが中和された。
死があるから生がある。どういう状況であれ
「生」は「生」なのだ。
一昨日、コンゴトロニクスのライヴに行き、歓喜の中で踊った。
アフリカ音楽のパワーに身を委ね、その豊かさに甘えてみた。
この幸福な「生」のひと時を噛みしめてみる。
音楽の喜びを(その喜びの本質を)僕に教えてくれたのは
先月亡くなられた音楽評論家の中村とうようさんだった。
とうようさんは全てやりきった人生だったのだと思う。
「生」の終わりは、祝福の中で見送られない事も
受け入れなくては行けない現実。
ありがとうございました、とうようさん。
そして僕は、もう一度「Biutiful」を見てもいいぞと
思えるようになった。
「Biutiful」
2010年スペイン・メキシコ合作映画
配給:ファントム・フィルム
http://biutiful.jp/index.html
2011/07/10
早い梅雨明け、青い夜
2011/06/22
2011/06/19
追悼、BIG MAN
2011/06/05
2011/04/23
2011春の記録
いつもの年と同じように春になり桜が咲き、GWが近づく。
この震災で「気づいた」人は多いはずだ
いのち、暮らし、自然、と向き合うという事。
そしてこの変化を進化へと変えていく力は何なのだろうかと。
先月25、26日は仕事で沖縄に。
目の前に広がる海が少し怖かった。
港の町では義捐金の協力が町内放送で流れる。
昼食に入った沖縄そば屋はドリンクバーが無料だった。
オープンして1週間の居酒屋で夕飯、どこも笑顔が暖かい。
27日、羽田から渋谷へ直行。
Soul Flower UnionのLIVEに参加。
このタイミングで彼らを見る何という偶然。
「満月の夕」で自分が泣く事はわかっていたけれど
笑おうと思って抵抗するがダメ。
周りを見渡すと、皆同じだ。
この曲はHEATWAVE/山口洋とSoul Flower Union/中川敬の合作。
3月は毎年健康診断。
「血圧が高い」と指摘され、医者に行きなさいと言われ続け3年。
「運動で治しますから」と頑なに拒否してけれど、今年は本気で
怒られた。頭ごなしに言われたので大人げなく口答えしてみるが、
看護婦さんに止められる。短気さを反省しつつ、医者の門をたたく
事に。
診察によると、標準的な高血圧だそうだ。先生の一言に感銘を受ける
「運動は一生懸命やらないでください。ちんたらやってください」。
つまりは脈拍上げない有酸素運動をしろという事。
ここ数年、血圧を下げようと一生懸命運動した。多少辛くても
もっと頑張れるようになりたいと思って、顔真っ赤にして走った。
が、それは健康への道と真逆だったと言う事ですね、先生。
僕の運動観は変った。
これから「頑張らないように頑張り続けるのだ」
それは震災後の今、何かのヒントになりつつある。
悲しみすぎない穏やかなスローバラードのように
ゆっくりとアン・ドゥ・トロワ
上野公園の桜は花というより、豊かに実った果実のようだ。
そして桜を眺めている人の表情には穏やな微笑みが浮かんでいる。
風に舞う花びらに包まれる・・・天国かと思う。
桜前線は東北から北海道へ移動中。
スーちゃん(田中好子さん)笑顔をありがとう。
2011/03/13
2011/03/10
3月、30年。 春のち冬のち夏
高校を卒業してちょうど30年
先日、ホームカミングなる母校の企画に参加した。
同窓会はこれまで何度か参加してきたけれど
懐かしいキャンパス、校舎・・・空気に包まれての再会は
インパクトが大きい。今はいつで、自分は何する人なのか
見失いそうになる。
30年という年月で変ったものと、変らぬものが目に入るけれど
だんだんと変わらぬものばかりが心に入ってくる。
君が笑顔でここに来れたのならそれで良し、
十分ありがたい。
佐野元春のデビュー曲「アンジェリーナ」が
30年と少しを経て20歳の青年にカバーされている。
佐藤奈々子さんの息子さんJan君だ。
息を呑んで聞き入ってしまう。
原曲と奥の方にあるものが同じなのだと思う。
曲も映像も美しい
レオス・カラックスが撮るショートフィルムのよう。
週末は南房総・館山へ出かけ
春満喫のサイクリングイベントに参加。
菜の花は綺麗でした。
日射しは美しく、海は輝いていました。
ただ・・・もの凄い風。向かい風の海辺では
前に進まないし、あおられて転びそうになったりで
本当に辛かったけれど、それが一番の思い出。
一夜明け月曜は大雪。
今週末は仕事で沖縄。
振り幅が大きいのは嫌いではありません。
先日、ホームカミングなる母校の企画に参加した。
同窓会はこれまで何度か参加してきたけれど
懐かしいキャンパス、校舎・・・空気に包まれての再会は
インパクトが大きい。今はいつで、自分は何する人なのか
見失いそうになる。
30年という年月で変ったものと、変らぬものが目に入るけれど
だんだんと変わらぬものばかりが心に入ってくる。
君が笑顔でここに来れたのならそれで良し、
十分ありがたい。
佐野元春のデビュー曲「アンジェリーナ」が
30年と少しを経て20歳の青年にカバーされている。
佐藤奈々子さんの息子さんJan君だ。
息を呑んで聞き入ってしまう。
原曲と奥の方にあるものが同じなのだと思う。
曲も映像も美しい
レオス・カラックスが撮るショートフィルムのよう。
週末は南房総・館山へ出かけ
春満喫のサイクリングイベントに参加。
菜の花は綺麗でした。
日射しは美しく、海は輝いていました。
ただ・・・もの凄い風。向かい風の海辺では
前に進まないし、あおられて転びそうになったりで
本当に辛かったけれど、それが一番の思い出。
一夜明け月曜は大雪。
今週末は仕事で沖縄。
振り幅が大きいのは嫌いではありません。
2011/02/22
CAMP PANGEA / Soul Flower Union
ロックミュージックに限らず、幅広く音楽を聴ける
ようになったきかっけは、80年代にナイジェリアの
キング・サニー・アデを耳にしてからでした。
反復するリズムが心地よいと思えた時からレゲエや
アフリカ音楽、カリブ海の音楽、近東の音、沖縄音楽
などジャンルを選ばずに楽しめるようになったかなと。
心惹かれる音楽はどれも心・魂・命が共鳴して躍動する
ようなそんな音。もちろんロックミュージックにも
そういう曲は多くありますが、ヒットチャートからは
昨今うまく見つけることはできません。
そしてどちらかと言うと日本からは遠い所に多くある
ように感じていたのですが、こんなに近くに実はあった
のでした。
ソウル・フラワー・ユニオンのアルバム「キャンプ・パンゲア 」
今欲しい音(事)が全部ここにあるのです^^
2011/02/14
2011/01/02
賀正・卯年
あけましておめでとうございます。
今年聴く「初音楽」をあれこれ悩みつつ、手にしたCDは
John Legend 2008年のアルバム「EVOLVER」
一曲目「GOOD MORNING」、二曲目「GREEN LIGHT」・・・
新年の朝にとても良い感じで、ついでに今年の抱負も
「EVOLVER(進化)」と年相応でないものにしてみました。
昨年、自転車でもっと遠くにどんな所にでも行けるように
持久力を高める為に始めたランニング。ふと気づくと走っ
ている時間の方が長くなってしまい、あれ(何か逆かも)
という勢いのまま今年はたくさんRUNNINGしてみようと思
います。
手始めに今日、自身初めて20kmを完走。1時間50分という
ゆっくりしたタイムでしたが、これが今の僕の出発点。ここを
起点にEVOLVERに励みます^^
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