2006/08/26
明日の神話
東京・汐留で公開されている故岡本太郎氏の大作
「明日の神話」を見てきました。
全長30mに及ぶ作品で
長く行方不明になっていたとか。
岡本太郎氏の最大・最高傑作との
謳い文句の真偽は分かりませんが
「見てよかった・・・」
見ているうちに元気になりました。
この巨大な壁画を前に
全身で格闘している作者の姿が
ふと目に浮かんだとき
僕の体が反応し
細胞が活性化した・・・そんな気分でした。
内側に突き詰めていくアートもあれば
このように
外へ外へ絶え間なく突破して行くものもあるのだと
「芸術は爆発だ」という言葉の意味を
垣間見た思いです。
8/末までの公開です。
あまりにも大きいので
この後の常設場所が決まっていないとか。
見れるうちに是非一度・・・
http://www.1101.com/asunoshinwa/
2006/08/20
ある夏のシンクロニシティ^^
お盆も終わり「夏」が終わりに向かっています。
少し陽が短くなったなぁ・・・と感じながら
森山直太朗の歌を鼻歌で歌いつつ
今日も一日が終わって行きます
♪夏の終わり・・・夏の終わりには・・・♪
大きな木にとまるミンミン蝉を見つけて
携帯電話のカメラで撮ったら、
きらきらときれいな木漏れ日が収まりました(偶然)。
映画でこういうキラキラした木漏れ日を最初に
収録したのは黒澤明だそうです(羅生門)。
実は昨夜「羅生門」(黒澤明)と
「東京物語」(小津安二郎)を
DVDをレンタルして見ました。
CDも一枚借り・・・
バディー・ホリー(ベストアルバム)
なんでこんな古い作品ばかりを
借りたくなったのか。
多分、最近購入したCD(トム・ペティのソロアルバム)が
新譜なのにも関わらず
懐かしい安心感の中で心地良く聴けたので
そんな懐かしさつながりだったのだと思います。
トムペティ→羅生門→木漏れ日
ミンミン蝉→ → →木漏れ日
これはシンクロニシティーって事か・・・!
(どうでも良いけど^^)
残暑お見舞い申し上げます part.3
2006/08/14
modigliani
ジャケットが気に入って借りて観たDVD・・・
アンディ・ガルシア扮する「モディリアーニ 真実の愛」です。
第一次大戦後、パリのモンパルナスにあるCAFE「ラ・ロトンド」。
そこに集うパブロ・ピカソ、ディエゴ・リベラ、ガートルード・スタイン、
ジャン・コクトー、ハイム・スーチン、モーリス・ユトリロ、モイース・キスリング
などなど・・・
いつの時代にもこういうサロンはあったのだと思うのですが
このエコールドパリの時代は特別に惹かれてしまいます。
70年代のニューヨーク、ルネッサンス期のフィレンツェ・・・
21世紀の六本木ヒルズ(これは違うか)。
何年か周期で訪れる流星群のように
時代を突き抜けていく作品が次々と
ある時、ある場所で生まれる事があるのでしょうね。
初めてモディリアーニの絵を見たとき
瞳の無い女性の肖像に「?」だったのですが
映画の女優エルザ・ジルベルスタイン(ELSA ZYLBERSTEIN)の
面長な美貌と淡いブルーの瞳を観て、不思議と納得してしまいました。
視線と気持ちがこっちに向かっていない場合
瞳はさしあたって重要ではないのだ・・・と^^
お盆になりましたね。。。
過去の戦いを振り返り、繰り返さない事を
誓う日も近い。。。
残暑お見舞い申し上げます part.2
2006/08/06
2006/08/01
You Are So Beautiful
ジョー・コッカー
常日頃、愛聴しているわけではないのですが
何年かごとに、彼の声が身近になる時があります。
今、TVのCF(ブリヂストンタイヤ)では彼の歌う
♪You Are So Beautiful♪が流れていて
吸い込まれるように・・・amazonで1クリック注文・・・
しました。
平井堅が「歌バカ」なら
ジョー・コッカーは「歌・大バカ」・・・か!?
命を削って歌っているような気迫は暑苦しくもあり、
でもその一途さがとても愛しく思えたりします。
過度のアルコール依存から生還し
近年の癒し系バラードを歌うその声は
浮き沈みの極みを乗り越えた「魂」の囁きでは
なかろうかと・・・
私も年齢を重ねるにつれ、つい感情移入したりして。
***
ブリヂストンのCFは「F1グランプリ」中継の時
よく流れています。
F1のエンジンも、魂削って叫んでいますよね。
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