2010/08/17

お盆はミナミへ


お盆は大阪出張。
なんば(ミナミ)の夜は熱く美味しく・・・
眺めの良いホテルは、世間が休みなのに
働いている自分へのプレゼント。

なんばの地下街に印象派の絵画(複製)が飾られており
その中の一枚に足が止まりました。



「パリ、雨の日」(Rue de Paris, temps de pluie)1877年

作者ギュスターヴ・カイユボット Gustave Caillebotte
(1848-1894)はパリの裕福な家庭に生まれ
印象派の絵画を購入し画家達を経済的に支えながら
自らも作品を残した人。

この絵に不思議な感覚を覚えたのは、
とても現代的で映画のような構図にも関わらず
広い道に自動車が無い不自然さ
(もちろんまだ自動車の無い時代)。

カイユボットの洗練された感性は、印象派の時代よりずっと先の
今に近く、風景が追いつかなかったのですね^^