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2021/09/16

風のくぼやん

今日のニュースでフォークデュオ「風」の大久保一久さん
(くぼやん)が他界された事を知った。

10代の頃は洋楽派で邦楽はあまり聞かなかったのだけれど
「風」は何故か特別だった。きっかけは伊勢正三さんの
楽曲だったのだけれど何年もかけて聴いているうちに、
本当に心に馴染む曲は大久保一久さんの曲が多い事に
気づく。

くぼやんの「ロンリネス」という曲は、歴史的な名曲では
ないかも知れないけれど、何か大きなものを失った時
どうしようもない空虚な時間を静かに歌い上げてくれる
僕にとっては特別な一曲。


 「古都」という曲では、その世界に惹かれて高校時代
友人達とと旅行をした。 画像は1980年3月の京都で
歌詞に出てくる「日が沈む嵐山」「にぎやかな四条通り」
そして横っちょの写真は大人ぶった当時の僕ら。

この旅行が忘れられなくて高校卒業後、僕は東京を離れて
京都で4年間学生生活を送った。風を聞かなかったら別の
人生を送っていたかも知れません。

ありがとう、くぼやん。

2014/09/20

ヨーロッパ3部作


自宅静養中の休日は音楽鑑賞。
「加藤和彦ヨーロッパ三部作・最新リマスター」
今年の春に発売されていた事をネットで見つけて
amazonでお酒の勢いもあって速攻でクリック。
本日届きました。

これまで発売されていたCDでは抜けてしまった音源があったりして
レコードで親しんでいたファンの間ではがっかりなものだったのですが、
このセットではしっかり復活。
何十年かぶりに聞けた、Lazy Girlのコーラス。
Missing Pieceが埋まって何だか、ほっ。

1979「PAPA HAMINGWAY」
1980「うたかたのオペラ」
1981「Bell Excentrique」

30年以上経つ作品ですが、この当時加藤さんが到達した高みは
あまりにも圧倒的で、安易なフォロワーを生まなかった事が
一般的な知名度を上げなかった理由なのかも知れません。

参加していたミュージシャンも圧巻なんですけどね。
坂本龍一、高橋幸宏、細野晴臣、大村憲司、小原礼、矢野顕子etc

2014/06/12

Comet, Come To Me



ただただ素晴らしいです。

Meshell Ndegeocello (ミシェル・ンデゲオチェロ) のアルバム
「Comet, Come To Me」
僕のような素人でも彼女の音が、そこらにあるものと圧倒的に違う事くらいすぐ分かるし
次の瞬間に鳴る音が全く予想外なのに完璧にフィットしているのに舌を巻きます。
ソウルだジャズだヒップホップだレゲエだロックだ・・・とかそんな境目を重力が
無いかのように跳び越え、次から次へと繰り広げられる心地よい裏切りにニッコリ降参。

Youtubeで全曲聴けます(Official)。

http://www.youtube.com/watch?v=3vrBxqFxHWE&list=PL-B2uT9e7MWi2ZeGaWPj-MYAYOq99pIFq

2014/01/02

1981~1982



新年は「A long vacation」ばかり聴いている。

年末の大滝詠一さんの訃報に、ただ驚くばかり。
そのアルバムは1981年、友人のT君からもらったカセットで
初めて聴いた。T君は「お前は絶対これが好きなはずだ」とか言って
よくカセットをくれた。サザンオールスターズの「ステレオ太陽族」
なんかもそうだった。センチメンタルでロマンチックな曲は
とにかく僕向けらしい。

ロンバケでは「恋するカレン」、サザンでは「栞のテーマ」を
とにかく聴け!だったね。でもその当時は浪人生活を送っていて
遊んでいる友人達を羨んでいたつもりはないけれど、
実はカレンも栞のテーマもちょっと違うって思っていた。
もっとロックだろ、そんなお洒落は嘘だろと。

そんな疑問符ばかりの生活をしている僕に向かって
完璧な矢を放ってくれたのが佐野元春さんのアルバム「Someday」だった。
いつかと題された曲、たどり着きたいと叫ぶ楽曲。
僕と世の中の間の溝を美しく昇華させてくれた恩人のような作品だ。
このアルバムは予備校で知り合ったN君が、「絶対お薦め」
と言ってカセットをくれたのが最初の出会いだった。

アルバム「Someday」の中には「A long vacation」のDNAがある。
それは「Niagara Triangle Vol.2」で大滝さんと佐野さんが出会った
事によるもので、清らかに透明で、洪水のように分厚い音は
そこで引き継がれているように思う。

「A long vacation」がすっと聴けるようになると
このアルバムの中にある音楽の宝物の多くを知る事ができた。
お陰で古今東西のポピュラーミュージックを
幅広く聞けるようになったと思う。

大滝詠一さん、本当にありがとうございます。
そして僕に音楽を教えてくれる大切な友達のみんな
いつもありがとう。
今年もよろしくお願いします。

2011/11/30

秋、最終日


11月も終わり。なんとなく昔から11月は鬼門のような月で
何かが起きたりする事が多い。
そんな月も終わりだ。

10月から右肩が痛くて姿勢によってはかなり辛い(五十肩?)。
自転車を乗る時にも同様で、この秋はロードバイクに乗れず仕舞いだった。

少しずつ良くなってきた今月の後半から、ジムには本復活
頑張りすぎて脇腹を痛めた・・・。
友人とも良く話すのは「痛めると治りが遅いよね・・・(年取ると)」

先月リストアップしたCDの中で一番良く聞いたのが
高橋ユキヒロさんと鈴木慶一さんのユニット
The BEATNIKSのアルバム「LAST TRAIN TO EXITOWN」。

歴史的名盤ではないかも知れないけれど心に深く染みた。
どこか懐かしい音、耳にすっと入ってくる言葉に
はっとする瞬間は、まさに音楽(POP'S)三昧。
それから、この音楽は・・・そうではないかも知れないけれど
僕には、加藤和彦さんへのオマージュのようにも聞こえてしまう。

LAST TRAIN TO EXITOWN
(出口行き最終列車)

その電車、乗らなくても良いの?

2011/11/25

夜明けのスキャットが鳴り止まない


由紀さおりとアメリカのジャズ・オーケストラ
ピンク・マルティーニによるアルバム「1969」を
買いました。

あらためて「夜明けのスキャット」って
凄いいい曲だなと実感。
1969年当時の原曲も聞きたくなり
iTunes storeからダウンロードして購入。
ルルル・・・が鳴り止みません。

アルバム一曲目、ラテン調の「ブルーライト横浜」を聞いて
キューバの歌手オマーラ・ポルトゥオンド(Omara Portuondo)
を思い浮かべました。彼女は80代で今なお現役
世界有数の歌姫として活躍しています。
由紀さんにも、そんな風に活躍してもらいたいですね。

2011/08/04

映画の余韻

梅雨に戻ったような夏の日々、今年ももう8月に。
先月は得るより無くしてしまうような事が多かった。
そんな中で見た映画「Biutiful」
僕はこの映画の中に「光」は見えませんでした。
見終えた後に残ったものは「希望のない切なさ」だけ。
だから本当に辛かった。

現代のバルセロナを舞台に、余命2ヶ月と診断された男は
散らかった人生に納得の行く幕引きができないまま息絶える。
そんなストーリーの余韻がいつまでも消えなかった。

対応策(?)として、翌週レンタルDVDで「GANTZ」を観た。
死んだはずの人間が不思議な世界で生き返ったりする物語
(ちょっと内容説明を端折りすぎですが・・・)。
その翌週は「アウトレージ」(北野武監督)を観た。
これはそんなことで人は殺されてしまう・・・という映画。
少し「Biutiful」の辛さが中和された。
死があるから生がある。どういう状況であれ
「生」は「生」なのだ。

一昨日、コンゴトロニクスのライヴに行き、歓喜の中で踊った。
アフリカ音楽のパワーに身を委ね、その豊かさに甘えてみた。
この幸福な「生」のひと時を噛みしめてみる。



音楽の喜びを(その喜びの本質を)僕に教えてくれたのは
先月亡くなられた音楽評論家の中村とうようさんだった。
とうようさんは全てやりきった人生だったのだと思う。
「生」の終わりは、祝福の中で見送られない事も
受け入れなくては行けない現実。
ありがとうございました、とうようさん。

そして僕は、もう一度「Biutiful」を見てもいいぞと
思えるようになった。


「Biutiful」
2010年スペイン・メキシコ合作映画
配給:ファントム・フィルム
http://biutiful.jp/index.html

2011/07/10

早い梅雨明け、青い夜


例年より早く梅雨が明け
いきなり真夏

日が長いので、夕方の時間感覚が少し変だ
あれ、月の夜空が青い
綺麗だ
こんな事もあるんだなと考えていたら
この時期、日が長いだけの話 
PM 7:30

青い夜を見ながら
頭に鳴るプロコム・ハルムの曲
青い夜?
長い夜?
あれ・・・・?
「青い影(A Whiter Shade of Pale)」か
この画像は
青い夜の黒い影

早い真夏の到来について行けず
なんとくズレ気味な自分

時(期)差ボケ?
でしょうかね。

2011/06/19

追悼、BIG MAN


僕にとってRock'n Roll の形とは
このジャケット、そのものなのだ。
ここに音がなくとも
幸福なロックミュージックがそこにはある。

次の瞬間、この二人はステージの両隅まで
一気に走り抜けて行くだろう。
C・クレモンスのサックスが鳴り止んだ後
B・スプリングスティーンのギターは歓喜の
音を奏でるのだろう

この笑顔の中にロックンロールの全てがある。
この笑顔こそが人生の意味なのだとさえ思う。

BIG MAN ことクラレンス・クレモンス
ありがとう、安らかに・・・という言葉は
似合わないかな、
永遠に朗らかに高らかに。

2011/04/23

2011春の記録



いつもの年と同じように春になり桜が咲き、GWが近づく。
この震災で「気づいた」人は多いはずだ
いのち、暮らし、自然、と向き合うという事。
そしてこの変化を進化へと変えていく力は何なのだろうかと。



先月25、26日は仕事で沖縄に。
目の前に広がる海が少し怖かった。
港の町では義捐金の協力が町内放送で流れる。
昼食に入った沖縄そば屋はドリンクバーが無料だった。
オープンして1週間の居酒屋で夕飯、どこも笑顔が暖かい。

27日、羽田から渋谷へ直行。
Soul Flower UnionのLIVEに参加。
このタイミングで彼らを見る何という偶然。
「満月の夕」で自分が泣く事はわかっていたけれど
笑おうと思って抵抗するがダメ。
周りを見渡すと、皆同じだ。
この曲はHEATWAVE/山口洋とSoul Flower Union/中川敬の合作。





3月は毎年健康診断。
「血圧が高い」と指摘され、医者に行きなさいと言われ続け3年。
「運動で治しますから」と頑なに拒否してけれど、今年は本気で
怒られた。頭ごなしに言われたので大人げなく口答えしてみるが、
看護婦さんに止められる。短気さを反省しつつ、医者の門をたたく
事に。

診察によると、標準的な高血圧だそうだ。先生の一言に感銘を受ける
「運動は一生懸命やらないでください。ちんたらやってください」。
つまりは脈拍上げない有酸素運動をしろという事。

ここ数年、血圧を下げようと一生懸命運動した。多少辛くても
もっと頑張れるようになりたいと思って、顔真っ赤にして走った。
が、それは健康への道と真逆だったと言う事ですね、先生。

僕の運動観は変った。
これから「頑張らないように頑張り続けるのだ」
それは震災後の今、何かのヒントになりつつある。
悲しみすぎない穏やかなスローバラードのように
ゆっくりとアン・ドゥ・トロワ




上野公園の桜は花というより、豊かに実った果実のようだ。
そして桜を眺めている人の表情には穏やな微笑みが浮かんでいる。
風に舞う花びらに包まれる・・・天国かと思う。
桜前線は東北から北海道へ移動中。
スーちゃん(田中好子さん)笑顔をありがとう。

2011/03/10

3月、30年。 春のち冬のち夏

高校を卒業してちょうど30年
先日、ホームカミングなる母校の企画に参加した。

同窓会はこれまで何度か参加してきたけれど
懐かしいキャンパス、校舎・・・空気に包まれての再会は
インパクトが大きい。今はいつで、自分は何する人なのか
見失いそうになる。



30年という年月で変ったものと、変らぬものが目に入るけれど
だんだんと変わらぬものばかりが心に入ってくる。
君が笑顔でここに来れたのならそれで良し、
十分ありがたい。

佐野元春のデビュー曲「アンジェリーナ」が
30年と少しを経て20歳の青年にカバーされている。
佐藤奈々子さんの息子さんJan君だ。
息を呑んで聞き入ってしまう。
原曲と奥の方にあるものが同じなのだと思う。
曲も映像も美しい
レオス・カラックスが撮るショートフィルムのよう。



週末は南房総・館山へ出かけ
春満喫のサイクリングイベントに参加。
菜の花は綺麗でした。
日射しは美しく、海は輝いていました。
ただ・・・もの凄い風。向かい風の海辺では
前に進まないし、あおられて転びそうになったりで
本当に辛かったけれど、それが一番の思い出。




一夜明け月曜は大雪。
今週末は仕事で沖縄。
振り幅が大きいのは嫌いではありません。

2011/02/22

CAMP PANGEA / Soul Flower Union



ロックミュージックに限らず、幅広く音楽を聴ける
ようになったきかっけは、80年代にナイジェリアの
キング・サニー・アデを耳にしてからでした。
反復するリズムが心地よいと思えた時からレゲエや
アフリカ音楽、カリブ海の音楽、近東の音、沖縄音楽
などジャンルを選ばずに楽しめるようになったかなと。

心惹かれる音楽はどれも心・魂・命が共鳴して躍動する
ようなそんな音。もちろんロックミュージックにも
そういう曲は多くありますが、ヒットチャートからは
昨今うまく見つけることはできません。
そしてどちらかと言うと日本からは遠い所に多くある
ように感じていたのですが、こんなに近くに実はあった
のでした。

ソウル・フラワー・ユニオンのアルバム「キャンプ・パンゲア 」
今欲しい音(事)が全部ここにあるのです^^

2011/02/14

SPEECHLESS


出勤前の朝 、「今日は走るの無理だ」と思ったけれど、
昼ごろには走りたくなってくる。思う事は2つ

・朝、弱いな、オレ
・昼、燃え尽きていないな、自分

このところ「SPEECHLESS (山口洋/細海魚)」ばかり聴いている。
本当に素晴らしいアルバムだ、出会えた事に感謝。

取れかけたコートのボタンを今夜付け直そうと思った。
もう一度、しっかりさせよう、僕。

雪が積もってきた
Tokyo 2011年 White Valentine's day



「山口洋 / 細海魚 "SPEECHLESS"」から「Starlight」

2011/01/02

賀正・卯年


あけましておめでとうございます。
今年聴く「初音楽」をあれこれ悩みつつ、手にしたCDは
John Legend 2008年のアルバム「EVOLVER」

一曲目「GOOD MORNING」、二曲目「GREEN LIGHT」・・・
新年の朝にとても良い感じで、ついでに今年の抱負も
「EVOLVER(進化)」と年相応でないものにしてみました。

昨年、自転車でもっと遠くにどんな所にでも行けるように
持久力を高める為に始めたランニング。ふと気づくと走っ
ている時間の方が長くなってしまい、あれ(何か逆かも)
という勢いのまま今年はたくさんRUNNINGしてみようと思
います。

手始めに今日、自身初めて20kmを完走。1時間50分という
ゆっくりしたタイムでしたが、これが今の僕の出発点。ここを
起点にEVOLVERに励みます^^

2010/11/26

60's

先日のLIVEの感動を胸に井上陽水の新譜を買いに某CD店へ行く。
音楽雑誌によると、ブライアン・フェリーの新譜が良いらしく、
一緒に買おうと思った。思えば二人とも「艶やか」という点で似ている。

店内を歩く・・・福山雅治のBEST盤・・・いきものがかりのBEST盤・・・
売れてるみたいだ・・・ちょっと欲しいと思った。
KARAの映像が音とともに流れていた。見たい見たい・・・
意地はって我慢した。長居するとたくさん買ってしまいそうなので
目的の物を早く見つけようと思う。

陽水の新譜「魔力」はすぐに見つかったけれど、フェリーの「OLYMPIA」が
見つからない。ウソでしょ!?
ロキシーミュージックのブライアンフェリーですよ。しかも今回は37年振
りにブライアンイーノや初期のロキシーメンバーも参加して、ゲストには
デヴィット・ギルモア、ナイル・ロジャース、マーカス・ミラー・・・
他たくさんだというのに。

アルバム「OLYMPIA」は棚の隅の方「その他(B)」の中に置かれていた。
この国の音楽事情を憂く。




井上陽水、この人の歌はまさに「魔力だ」妖しく潤い輝く。
恐るべし62歳。
フェリーはサウンドが健在すぎて感動した。煌びやかで甘美。
恐るべし65歳。

60代・・・未来になんだか明かりが見えた^^

2010/11/25

いっそ やさしい セレナーデ


シンプルに調理された極上のステーキでは
厳しい素材選び、状態に合わせたスパイス加減、火加減が
あるにも関わらず、そういった労を感じさせないのが
一流シェフの作品。

40年のキャリアから生みだされた井上陽水のコンサートは
まさにそんなLIVEでした。

艶やかで美しい歌声を、ただ息を呑んで聞き入るしかない
至福の緊張感。

アンコール最後の曲「いっそセレナーデ」が
その晩一緒に行った友人との会話に重なりながら
今も耳から離れません。

2010/11/03

10周年・・・


快晴の文化の日。今日はPerfumeの東京ドーム公演。
(結成10周年記念)
ぎっしり5万人、その大観衆の前で楽しそうに演じる
3人にすっかり感心しました。
僕が見たこれまでのライブは、観客を圧倒しようとする
企画や意気込みがビシビシ伝わってきたのだけれど
今日のライブは自然体で等身大の今を5万人の前に
見せてくれたようで、その自信と成長に思わず感動^^

2010/11/01

10月の備忘録

10/2、茨城県の土浦へ花火大会を見に行く。土浦の花火は
日本の3大花火大会の一つに数えられる知る人ぞ知るイベントだ。
少し肌寒い河原で視界一杯に広がる花火。
数分間に及ぶ花火師の共同打上げではその迫力と美しさで涙腺が
破られる。同じように目に手をあてる人たちが回りにもたくさん。



10/8、アイルトン・セナのドキュメント映画を見る。今年はセナ生誕50
年だとか。そして本当に早いものでセナが他界してから16年が経った。

映画は・・・あの事故の哀しみをもう一度思い出させてくれる内容で
そういう意味ではよくできていたと思う。けれど見終わった後に心の
行き場が無く、本当に切なかった。できれば「だから・・・」の部分が
欲しかった。セナが他界したその意味は何?と、どうしても僕は
問うてしまう。



10/11、連休最後。久しぶりに自転車で100km程走った。
帰路の途中1台に豪快に追い抜かれる。必死でくらいつくも、そこで
無理がたたり残り20kmはバテバテ。マイペースとは難しいものだ。

今年一番の後悔は、スタッフ・ベンダ・ビリリのライブに行けなかった事。
TVの情報番組でちらちらと紹介されてはいたものの、山口洋(HEATWAVE)の
ブログで大絶賛されており、そこまで言うのなら見に行こうと思った時には
すでに売り切れ状態。無いと言われれば余計に燃えてしまう我が煩悩。
当日券があるらしい長野県松本市まで行こうか悩んだが行動には起こせなかった。

10/23、公開中のベンダ・ビリリのドキュメント映画を吉祥寺で見る。
映画を見て、ライブに行けなかった悔しさが再燃した。

スタッフ・ベンダ・ビリリはアフリカのコンゴ民主共和国のバンド。
メンバーは下半身不随で車イスでの生活をするストリート・ミュージシャンだ。
その音楽は強い。がなりたてるシャウトではなく、威張った余裕でもなく
お金をかけた豪華なサウンドでもない。「音楽が強い」という語彙が僕に増えた。
圧倒的なリズムに乗る歓喜の声。そして心に切り入ってくるような
手作りの一弦楽器。車イスから飛び降りて跳ねまわる無垢なダンスに
涙が止まらない。



http://bendabilili.jp/bendabilili.html

9月のHEATWAVEのライブから何かが連鎖している。ベンダ・ビリリに
ここまで反応したのはバンドのフロントマン山口洋のブログのお陰だ。
そして彼がランニングで月に300km走っている事を知り、僕も走り出したが
月中に足首が腫れて今月は60kmで断念。
同じくキーボード奏者、細海魚。ライブで見た激しいアコーディオン演奏に
感激。ライブのバックで映し出されていた美しい映像(mood.films)は
細海さんの音とすごくシンクロしていて、今いる空間を高めてくれるようだ。

「細海魚」をググっているうちに、ブライアン・イーノの新譜が出ることを知る。
10/20頃、注文したイーノの新譜と細海魚のCDが届く。
二人に望むのは、聞こえない音を鳴らして欲しいという事。印象派の絵画が
見えないものを描いてくれたように・・・。

月末は大阪に出張。帰りは京都に寄り道。阪急電車~嵐山~龍安寺へ。
10月は誕生日月だっだせいか、なんだか沢山の事を思った。
花火や映画ではよく泣いた。音楽雑誌にコメントしたレコード評が掲載されて
照れ臭かった。月中は父が入院して忙しかったなぁ・・・などなど思いながら
龍安寺の石庭と対話。
答えはそこには何も無いのだけれど、帰ろうとしては、後ろ髪を引かれ
また観賞。もういいか、と思ってもまた振り返って観賞。
毎回、もう少し見ていたい気持ちのままそこを離れる。
すると胸がちょっとキュンとする。それが僕の龍安寺だ。



今月は、どんな月になるのか・・・楽しみだ。

2010/09/28

HEATWAVE TOUR 2010 “光”


先週の金曜日「HEATWAVE」のLIVEを見た。

「僕らは死ぬまで生き延びます」
「20年続けてきたけれど、まだ全然たどりつけません」
そんなMCでの言葉が心に響く。

雄々しく奏でられる音からは不安や哀しみを抱えながら
包み隠さない勇気を突き付けられた気がした。
その余韻が沸々とまだ消えない。

2010/08/10

なるほど立秋



こんなに暑いのに「立秋」ってどうなん?と思うのですが
先日、ちょっと出かけた郊外の田んぼを見て「おっ!」と
稲穂が実り始めているんですね。
実りの秋へ通じるサインがこんなところに。
この時期、お祭りが多いのは
秋の収穫へ向けた祈りなのかもしれないなと
思いました。

お祭りは大好きです、
それは歓喜の力に溢れているところ。
このLIVE・DVDもそんな歓喜のパワーで一杯です。
60歳のスプリングスティーン
見るまではちょっと心配で過剰に期待してはいけないと
自制しながらの鑑賞のつもりが
嬉しくて涙が止まりません・・・
ボスはより太い幹となり、
本当に大切なことを
只ただ、真っ直ぐに教えてくれました。

まだまだ夏本番
残暑お見舞い申し上げます。