2010/05/04

6号線を北に

晴天続きのゴールデンウイーク
5/1、仙台目指して出発(AM2:30)
国道6号線を北上する。
筑波山を横目に土浦を通過
道のりはまだ長し。



いわき市(200km)で昼食
ほぼ順調に、ここまで10時間
残り150km。

海岸近くになると穏やかな春の海が美しい。
いわき市から北へ向かう道は
道幅の広いバイパス道
大型トラックと闘いながら
小高い山(丘)の登り下り道をひたすら走る。



ペースが鈍ってきた、体がノッてこない。
コンビニで衝動買いしたグレープフルーツを
丸かじり(美味しかった)
道端で女性に「頑張って下さい」
と突然声をかけられた(うれしかった)
そんな2つの出来事で元気になる。

日が落ちてきた頃
後輪がパンクした。
チューブの交換に失敗して新品のチューブを
ダメにしてしまった。
パンクしたチューブはどこをどう見ても
穴が見つからない。
周囲は真っ暗・・・
ココロが折れそうに。
スローパンク状態でだましだまし走り
10分ごとに空気を入れ1時間走る。

20:00 相馬市着
残り50km
さらに走り続けたところで完全にパンク
悔いはありません。
ゆっくり相馬市に引き返し
駅前のホテルに宿泊。
熱いシャワーが本当に有難かった。

翌朝、仙台までは電車で移動。
仙台市内の自転車店でタイヤとチューブを交換
店長さんお勧めの牛タンやさんで
極楽な昼食にありつく(牛タン1.5人前、ご飯おかわり)。



杜の都・仙台
街路樹の新緑、桜の残る青葉城跡は
本当に美しい。

夕方新幹線で帰路へ。
東京駅から自転車を組み立てて家路へと向かう。
都会の道路も良いな・・・と
前夜、同じ時刻にパンクを抱えながら
暗い国道を走っていた事が
遠い記憶のように思えて不思議だった。

記憶は夢のようでも
太ももとお尻の筋肉の張りは
リアルだ。